TOK715は、テレビドラマ『ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ 』に登場するガイノイド。
設定[]
2027年にスカイネットによって開発されたターミネーター。人間名は「キャメロン・フィリップス」。スカイネットにより捕らえられた抵抗軍兵士アリソン・ヤングをモデルにして作られ、彼女になりすまし抵抗軍に潜入する事を任務としていた。未来のジョン・コナーにより捕らえられ、過去のジョン・コナーを守るようチップを書き換えられ送られた。ターミネーターシリーズで初めて登場した、少女型リプログラムド・ターミネーターである。初めてジョンの前に現れたときはジョンの学校の同級生として登場した。従来のターミネーターシリーズと同様、金属骨格に成体細胞で覆ってあるが、従来のものと大きく異なる最大の特徴は食物や飲物を食べたり、飲んだりすることができるという点であり、この能力はTOK715限定の能力だと思われるという意見があるが、同TVシリーズ中にT-888やT-1001が飲食をするシーンがあり、誤りである。その他、ある程度自分の意思で行動しているような描写もある。また泣くことや涙を流すことも可能である。ジョンの妹として振る舞い、ジョンを守るために一緒に通学している。女の子らしい可愛い服を着ることもある。
本来はT-800などと同様に人類抹殺用のターミネーターであったが反乱軍に捕らえられ改造を受け、未来のジョンの手により過去の自分を守るために過去に送り込まれた。
戦闘では、コナー親子を狙うT-888とも何度も激突し互角の戦いを繰り広げているが、小柄なためか苦戦を強いられることも度々ある。人間の感情をある程度は理解できているらしく、より人間的な面もあり、このようなことはターミネーターシリーズでは初めてのことで、作中ではバレエに興味を持っている。また、T-800系列とは違う知覚ソフトウェアが組み込まれており、視界は赤の濃淡ではなく可視光線の映像で映る。未来のジョンとは、よくベッドで一緒に横になって話をするほどの関係であった。
能力・弱点[]
基本的に戦闘能力は高めで、少女型で小柄な体系ながらもかなりの怪力で俊敏な動きを生かした銃撃戦なども得意とする。また、これまでのターミネーターのような力任せの攻撃だけではなく、徒手格闘による打撃も使いこなす。コナー親子を狙うT-888シリーズとも何度も激突し、今までに複数のT-888を破壊している。モデルにした少女アリソン・ヤングから音楽の才能を受け継ぎ(アリソンになりすます為にこういったものもプログラムされたと思われる)、スカイネット側にいた時には音楽を使った何らかの実験に従事していた。
様々な言語を話すことが出来て、日本語を話す場面もある。なお、他のターミネーターシリーズと同様に水に入ると自身の重さで沈んでしまい、泳ぐことができないという弱点がある。作中でも本人が「私は泳げないの」と言っている。また、高圧電流などのショックを受けると一時的に機能停止に陥り再起動に120秒間かかってしまう。その他、自動車に仕掛けられた爆弾の爆発のショックにより元の指令(ジョン・コナー抹殺)のプログラムが再起動してしまい、暴走しコナー親子を再度付け狙った。しかし、ジョンにより一度抜かれたチップを再び装備され再起動した後、ジョン抹殺の任務を意思的に放棄し、再プログラムが作動したわけではないが、ジョンを守ろうとしている。また、その際にそのモデルであった少女アリソン・ヤングの記憶と混同し、アリソンとして人間の少女のように行動した事があった。T-800・T-850・T-888等の従来型と同様、頭皮を剥がして内部のチップを外されると完全な機能停止状態に陥ってしまう。
関連項目[]
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