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ターミネーター』(Terminatorシリーズは、撮影当時まだ無名だったジェームズ・キャメロンが一流監督への仲間入りを果たし、ボディビル出身だったアーノルド・シュワルツェネッガーを一躍スターダムに押し上げた『ターミネーター』を第1作とする映画シリーズである。

作品一覧

映画作品

テレビ作品

漫画作品

スタッフとキャスト

作品名 監督 脚本家 プロデューサー
ターミネーター ジェームズ・キャメロン ジェームズ・キャメロン、ゲイル・アン・ハードウィリアム・ウィッシャー ゲイル・アン・ハード
ターミネーター2 ジェームズ・キャメロン、ウィリアム・ウィッシャー ジェームズ・キャメロン
ターミネーター3 ジョナサン・モストウ 原案: ジョン・ブランカートマイケル・フェリステディ・サラフィアン
脚本: ジョン・ブランカート、マイケル・フェリス
マリオ・カサール
ハル・リーバーマン
ジョエル・B・マイケルズ
ターミネーター4 マックG ジョン・D・ブランケート、マイケル・フェリス デレク・アンダーソン
ヴィクター・キュビチェク
ジェフリー・シルヴァー
モリッツ・ボーマン

キャスト

ターミネーターの登場人物」も参照

備考

  • (若): フラッシュバックシーンで同キャラクターの子供時代を演じた俳優。
  • (声): 声の出演。
  • 斜体: カメオ出演。
キャラクター 映画 テレビシリーズ
ターミネーター
(1984)
ターミネーター2
(1991)
ターミネーター3
(2003)
ターミネーター4
(2009)
サラ・コナー・クロニクルズ
(2008-2009)
ジョン・コナー エドワード・ファーロング ニック・スタール クリスチャン・ベール トーマス・デッカー
ジョン・デヴィート(若)
サラ・コナー リンダ・ハミルトン リンダ・ハミルトン(声)a レナ・ヘディ
ターミネーター
(T-800)
アーノルド・シュワルツェネッガー ローランド・キッキンガー
アーノルド・シュワルツェネッガーb
カイル・リース マイケル・ビーン マイケル・ビーン c アントン・イェルチン ジョナサン・ジャクソン
スカイラー・ジソンド(若)
T-1000 ロバート・パトリック
T-1000 シャーリー・マンソン
T-X クリスタナ・ローケン
ピーター・シルバーマン博士 アール・ボーエン ブルース・デイヴィソン
マイルズ・ダイソン ジョー・モートン フィル・モリス
ケイト・ブリュースター クレア・デインズ ブライス・ダラス・ハワード
キャメロン サマー・グロー
  • ^a クレジット無し。
  • ^b デジタル処理された1984年のシュワルツェネッガーの顔がCGI合成されている[1]
  • ^c ビーンのカメオ出演シーンは劇場公開時にはカットされ[2]、特別篇で追加された。

各作品の関係

歴史改変を含む作品であるため、作品ごとに未来の出来事(審判の日など)の日付が変わっていることがある。

T1(『ターミネーター』)、T2(『ターミネーター2』)は監督を含めほぼ同じスタッフで製作されたこともあり、相互に設定の矛盾などはなく、キャストもほぼ共通している。

T3(『ターミネーター3』)では前作から12年経っていることやキャストの薬物問題などもあり、多くのキャストが変更されている。またジョン・コナーの年齢などT2以前の作品との矛盾点がいくつか指摘されている。

T4(『ターミネーター4』)ではさらに監督や配役が変わっているが、審判の日の年代やジョンの妻など設定はT3のものを継承している。

TSCC(『ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ』)は配役が全て変更されているがT2の設定を継承している。このためシルバーマン博士の性格などT3、T4とはいくつかの矛盾点がある。またサラの死亡や未来におけるジョンの立場、キャメロンの存在なども異なるが、未来の事象であるため改変されている可能性はある。TSCC中では少なくとも3つの相異なる未来が存在している。

年表と歴史改変

コメンタリーなどで語られたものなどを載せていく

西暦 元の歴史 改変1
T1
改変2
T2
改変3
T3
備考
1984年 サラが妊娠する。 カイルとT-800が来る。
サラが妊娠する。
[3]
1994年 ジョンがケイトと会う。 ジョンがケイトと会う。
T-800T-1000が来る。サイバーダイン社のデータの多くを処分する。
[4]
1997年 8月4日、スカイネット法案議決。
8月29日審判の日
審判の日が回避される。 サラ・コナー白血病で死亡、メキシコで火葬、灰は友人たちが海に撒いた。 [5]
1999年 審判の日。
2004年 ジョンがケイトと再会する。
審判の日。
ジョンがケイトと再会する。
T-850T-Xが来る。
審判の日。ケイトの父が軍防衛システムにスカイネットを起動する、午後6時18分核ミサイルが発射。
全世界が壊滅状態になる。
2029年 T-800とカイルが過去へ向かう。 T-800とT-1000が過去へ向かう。
2032年 T-850が7月4日ジョンの暗殺に成功。捕獲後プログラム改変されたT-850と、ジョンと22人の協力者を狙うT-Xが過去へ向かう。T-850を過去に送ったのは副司令官のケイト・コナー。ジョンが亡くなる以前にケイトはジョンとの子供を出産または妊娠する。

用語集

舞台

サンフランシスコ(San Francisco)<T4>
ロサンゼルスに並ぶ、カリフォルニアの大都市。「審判の日」以降の2018年時点ではスカイネットの拠点となっている。
ロサンゼルス(Los Angeles)<T1、T2、T3、T4>
本シリーズ全体を通しての主要舞台となる、カリフォルニア有数の大都市。「審判の日」以前は多くの人々が住んでいたが、「審判の日」以降の2018年時点では居住者がほとんどいない廃墟と化し、2029年に至っては人類抵抗軍と機械軍の戦場となっている。

兵器・技術

サイバネティック生命体(Cybernetic Organism)
ターミネーターの異称。ターミネーターはロボット兵器であって生命体ではないが、T-RIPやT-800といった潜入型ターミネーターは人間と同様の生きた細胞を部品に用いているので、生命体と定義付けされている。
サイボーグ(Cyborg)
サイバネティック生命体と同じく、ターミネーターを指す異称。サイボーグは本来、義肢や人工心臓といった形で肉体を機械化した人間を指すが、本シリーズでは機械であるターミネーターを指す。
ターミネーター(Terminator)<T1、T2、T3、T4>
機械軍を構成するロボット兵器。ルーツは「審判の日」以前にサイバーダイン社が、『T3』ではサイバー・リサーチ・システムズ(CRS)が開発したロボット兵器であるが、「審判の日」以降はスカイネットが生産だけでなく、新機種の開発さえも行う。なお、ターミネーターは大きく分けて以下の3つに分類される。
戦車型ターミネーター<T3、T4>
時系列上、最初に開発されたターミネーター。該当機種はT-1とT-100。実戦レベルで使える2足歩行システムが未完成の段階で開発されたため、その名の通り戦車と同じくキャタピラーで走行する。また、固定式の武装として両腕がそのままガドリング銃となっており、後に開発された人型や潜入型が遠距離攻撃手段として銃器を装備する必要があるのに比べて常時火力を有しているのが強みである。ただし、2足歩行が可能な機種とは当然ながら機動性の面で大きく劣っており、近距離での格闘戦に持ち込まれてしまっては話にもならない。そのため、スカイネットは技術の発展に従って戦車型には見切りを付け、人型や潜入型の開発にシフトしてゆく。
人型ターミネーター<T4>
スカイネットが戦車型に次いで開発したターミネーター。該当機種はT-500、T-600、T-700、T-900。人間と同様の金属骨格によって構成され、人間と同じ2本の腕と2本の足を有し、人間の様に物を所持したり地面を歩くことが可能であり、これによって戦車型には無い汎用性と機動性を獲得した。また、全体的に人間と同様の形状をしている結果、T-600やT-700は人間に擬態することも可能となったが、T-600の場合は皮膚がゴム製で、機体サイズも人間に成りすますには不自然なまでに大型といった数々の問題も抱えており、後の潜入型とは比べるまでもない。とはいえ、総合的な戦闘能力では戦車型を上回っており、機械軍の戦力強化の一助となった。
潜入型ターミネーター<T1、T2、T3、T4、TSCC>
スカイネットが人型で培った技術や、最初の試作機であるT-RIPを経て開発したターミネーター。該当機種は先述の試作機であるT-RIPと、T-800にT-850とT-888。さらにT-1000やT-1001にTOK715。人型ターミネーターが汎用性を有しながらも、人間に成りすませなかったのに対して、金属骨格の表面を人間と同じ生体細胞で覆うことで外見を人間と全く同じにすることで人間に成りすますことが可能。また、技術発達により金属骨格の強度や耐久性を向上させつつ、小型化することでサイズ的にも本物の人間と同レベルにした結果、最早見た目だけで人間と見分けることは不可能となった。また、常温多結晶合金(液体金属)の開発に成功したことで生み出されたT-1000やT-1001に至っては、自分の体格とほぼ同じサイズならばどんな人間にも変身することが可能となり、潜入型の開発目的である人間社会への潜入や諜報、暗殺や破壊工作を行う上で極めて有利となった。
この他、偵察型のエアロスタットや人間捕獲型のハーヴェスター、そして対ターミネーター型のT-Xなど、特定の作戦行動に特化したターミネーターが多数存在する。

組織

人類抵抗軍(Human Resistance)<T1、T2、T3、T4、TSCC>
「審判の日」以降の世界において、スカイネット率いる機械軍と戦っている人類の抵抗軍。略称は単に抵抗軍(作品やメディアによってはレジスタンスとも表記)。2029年時点での指導者はジョン・コナーで、彼の指揮の元抵抗軍の将兵達はフェイズドプラズマライフルやテクニカルなどを駆使して戦っている。
『T4』の舞台となる2018時点では、抵抗軍は「審判の日」を生き延びた各国正規軍の残存部隊と、民間の有志の混成軍となっており、武器や装備はおろか服装さえもバラバラであるが、全員が所属部隊や階級に関係なく左腕に抵抗軍の一員である証として赤い布を巻いている。

評価

興行成績

映画 公開日 興行収入 順位 製作費 出典
北米 北米以外 世界 北米歴代 世界歴代
ターミネーター 1984年10月26日 $38,371,200 $40,000,000 $78,371,200 #1,459 $6,500,000 [6]
ターミネーター2 1991年7月3日 $204,843,345 $315,000,000 $519,843,345 #92
#95(A)
#64 $102,000,000 [7]
ターミネーター3 2003年7月2日 $150,371,112 $283,000,000 $433,371,112 #184 #100 $170,000,000 [8]
ターミネーター4 2009年5月21日 $125,322,469 $246,030,532 $371,353,001 #281 #136 $200,000,000 [9]
合計 $518,908,126 $884,030,532 $1,402,567,458 $478,500,000
備考
  • (A)インフレーション調整版(Box Office Mojoによる)である。

批評家の反応

映画 Rotten Tomatoes Metacritic Yahoo! Movies
Overall Cream of the Crop
ターミネーター 100% (42 reviews)[10] 100% (5 reviews)[11] 84 (11 reviews)[12] A- (5 reviews)[13]
ターミネーター2 98% (42 reviews)[14] 89% (9 reviews)[15] 69 (17 reviews)[16] B+ (5 reviews)[17]
ターミネーター3 70% (194 reviews)[18] 58% (36 reviews)[19] 69 (41 reviews)[20] B- (15 reviews)[21]
ターミネーター4 33% (251 reviews)[22] 31% (33 reviews)[23] 52 (35 reviews)[24] C+ (13 reviews)[25]
平均 75% 69% 69 N/A

続編

続編となる『ターミネーター5』については、2008年12月11日からドバイで開催されたドバイ国際映画祭でMcG監督本人より発表された[26]。当初は『ターミネーター4』の反応を見てから次作を検討する計画だったが、これまでに公開した映像への反響が高いことから、予定を前倒して5作目の準備を開始したという。しかし、ターミネーター4はアメリカでの興行収入と批評がふるわなかったため、製作会社から続編製作について正式な発表はなかった。

2009年、『ターミネーター4』のプロデューサーであるデレク・アンダーソンとヴィクター・キュビチェクらによって、「既に『ターミネーター5』の制作に着手した」、「主人公ジョン・コナー役のクリスチャン・ベールとは、3作品への出演契約をすでに取りつけている」との情報が流れ、マックG監督は「『ターミネーター2』でT-1000役を演じたロバート・パトリックを細胞複製を研究している科学者役で出演させる予定だ」と述べていた[27]。しかし、2009年8月、シリーズの権利を所有するハルシオン・ホールディング・グループが破産法の適用を申請して倒産し、[28]『ターミネーター5』の計画はすべて白紙に戻っている。

2010年2月、米ヘッジファンドのパシフィコアが、2,950万ドルで映画化権を競売で獲得した[29]

2011年4月、アーノルド・シュワルツェネッガーが加わる米国最大手のタレントエージェンシーCAA(クリエイティブ・アーティスト・エージェンシー)が『ターミネーター5』の映画化のプロモーションを各映画スタジオに対して行った。この時点では、CAAと契約しているジャスティン・リンが監督を務めることが含まれたパッケージ企画であることはアナウンスされていたが、脚本については決まっていなかった[30]。また、カリフォルニア州知事を退任したシュワルツェネッガーが俳優復帰を宣言し、『ターミネーター』シリーズへの復帰を希望している為に、『ターミネーター5』への出演がなされると憶測も報道されている。 当初は2012年撮影開始、2014年公開の予定であった。 ところが、2011年9月、ジャスティン・リンが「ワイルド・スピード」シリーズ第6弾の製作を優先させる為に『ターミネーター5』のクラインクインが遅れることが発表された。続編を2部作として製作する計画であるが、この時点でも脚本家も決まっていない。「ターミネーター」に関連する権利のいくつかは、2018年にクリエイターであるジェームズ・キャメロン監督に戻ることになっているため、別の監督を起用して早急に製作に入る可能性もあるとされている。

脚注

  1. テンプレート:Cite news
  2. テンプレート:Cite news
  3. T2』コメンタリーでは、「『T1』でT-800の右腕とCPUが残されたため、スカイネット開発に拍車がかかり、元は1999年だった審判の日が早くなった」とされ、また、「サラは、未来を知ったため、元の歴史より、多くのことをジョンに学ばせることができたが、捕まってしまったため、元の歴史の方がともにいた期間は長い」とされている。ただし、『T3』のコメンタリーでは、「カイルなどの発言を危惧する人物なども出て、開発自体は早くなっても、軍用には、元の歴史以上に時間がかかり、プラスマイナス0ではないか?」と監督が意見している。
  4. 『T3』コメンタリーでは、「処分しきれてなく、少ない資料から再開発された」とされている。
  5. 『T3』コメンタリーでは、審判の日をジョンが生き残った理由を「ケイトと共にいたため、彼女の父親に助けられた」としている。
  6. テンプレート:Cite web
  7. テンプレート:Cite web
  8. テンプレート:Cite web
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  11. テンプレート:Cite web
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  13. テンプレート:Cite web
  14. テンプレート:Cite web
  15. テンプレート:Cite web
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  22. テンプレート:Cite web
  23. テンプレート:Cite web
  24. テンプレート:Cite web
  25. テンプレート:Cite web
  26. 「ターミネーター5」早くも始動!マックG監督が着手開始
  27. 『ターミネーター5』に液体金属T-1000のロバート・パトリックが登場?シネマトゥデイ、2009年3月3日
  28. 「ターミネーター」製作会社破産で、シリーズの権利を55億円で売却へ映画.com ニュース、2009年10月1日
  29. 『ターミネーターの権利27億円でヘッジファンドが買収YUCASEE MEDIA(ゆかしメディア)、2010年2月9日
  30. シュワちゃんの『ターミネーター』が再起動!『ワイルド・スピード』ジャスティン・リンが監督で映画製作スタジオ募集中シネマトゥデイ、2011年4月27日
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